豊前の国　　開運七福神

寿老人と福禄寿

寿老人と福禄寿

寿老人　長寿
福禄寿　長寿　福徳
国籍　中国

どちらも中国の道教の星のお神様です。

寿老人は栄の元祐年中の神様で、寿星の化身と言われています。白い髭が長く垂れ、身長３尺(約１ｍ)長い頭の老人で、鹿を伴っています。

福禄寿も同じように背は低く長頭で、髭を伸ばし、杖に経巻を結び、鶴と亀を従えています。

幸福、福禄、長寿の三徳を備え、栄の道士、天南星の化身、南極星の化身と言われています。
鹿、鶴、亀、ご存じの様にこの三匹とも吉兆を意味する霊獣で、お二人の名前といい、眷属(けんぞく)、持物とも、人間の寿命を管理して、長寿と知恵を授けて下さる神様ですが、残念な事に、ラッキーセブン「７」という吉数合わせの為に、同体異名との説もあります。

余りにも印象が薄く、人気が今一の為、寿老人の代わりに「猩々(しょうじょう)」を加える事もあります。

猩々は海に住む想像上の霊獣で、お酒が大好物です。しかしこちらはもっと知名度が低く、現在でもご存じの方は少ないと思います。ただ。能の中の「猩々」は有名で、おめでたい席ではよく舞われます。
それと猩々は宮崎駿監督の「もののけ姫」にも登場しています。

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